自信の付け方と人間関係で悩まない方法
自信の付け方
とにかく与える
与えられる前に与える。
与えると、
感謝される→頼られる(頼まれる)→信頼される→感謝される
これが好循環です。
よく聞くギブアンドテイクは、返す側(ギブされた側)の意識の持ち方です。他人から何かしてもらったら返したくなり、返さないといけない感覚に陥りますが、これは返報性の原理とも言われます。
人としてこの感覚は持ち合わせておきたいですが、返したくなるかどうかはその人次第なのです。 ギブ(与える)したからと言って、テイク(受け取る)できるとは限りません。
これを理解しておかないと、「こんなに私は尽くしてるのに…」「せっかく手伝ってあげたのに、こっちが困ったときは手伝ってくれないなんてヒドイ!」なんて話になります。
良いことしたのに相手にもそれを求めるのはどうでしょう…
世の中ギブ&ギブ&ギブ&ギブぐらいの余裕を持って生きることです。返してもらえたらラッキーぐらいの心の持ち方をすると楽になります。
誰もやりたくないことをやる
では具体的に、まずは何から手をつければいいのか。
それは、誰もやりたくないことをやることです。自分がめんどくさいと思うことは、みんなやりたくないからです。
だったら、それをやる。
他人からしたら、それをやってくれる人はありがたい人です。「ありがとう」と感謝されて嫌な気分になる人はいないでしょう。
これは次項でも説明しますが、人に認められるという成功体験になります。
小さな成功体験を積み重ねる
自信を持つには、成功体験を積み重ねることだと思いますが、では成功とは何か?
それは、『達成感』『認められる』ことだと考えています。内から湧き出てくるものと、外から与えられるもの。
①達成感…目標を達成する。きついことをやりきる。勝負に勝つ。実積を残す。
②認められる…「いいね」をもらう。褒めてもらう。期待される。感謝される。
『達成感』
自分やチームで目標を設定し、それをしっかり達成する。例えば、毎日のランニングを1週間、1ヶ月、1年続ける。単純にレースや勝負で勝つ。資格を取るでもいいでしょう。
『認められる』
つまり承認欲求を満たせばいいのです。ここで前述した、「とにかく与える」の話が出てきます。
そして、手っ取り早い方法は、人がやりたくないことをやって、感謝されること。これが1番早い。
そうやって積み重ねた成功が、大きな自信に変わります。信頼されていくので仲間も増える。自分の存在理由も見えてきます。
仕事の話に少し触れると、そうした「誰もやりたくない仕事」を嫌な顔ひとつせず実行できる人は信頼されます。それが大きな強みになるでしょう。
当たり前のことを当たり前にできない人も多いから、当たり前のことを当たり前にできる人は意外と希少価値がある。
人間関係で悩まない方法
嫌いな人と上手く付き合う
10人いたら、1人ぐらいは少し苦手だなとか、嫌いだなって人はいるのではないでしょうか。そういう人と何か一緒に活動せざるを得なかったりすると、憂鬱になりますよね。
仕事で一緒にプロジェクトを進めなければならない。大学で一緒のクラス、実験の班が一緒など、たくさんあると思います。
まずは、なぜその人のことが苦手・嫌いなのかを考えてみましょう。
「いつも私にだけ厳しい」
「いつも怒ってくる」
「いつも愚痴ばっかりで何もしない」
「協力的じゃない」
「人の悪口ばっかり言ってる」
上記の理由意外にも、色々と思い浮かぶかもしれません。
しかし、頑張って良いところを見つけましょう。
意外とあります。
心の底からイジワルをしている人はほとんどいません。
本人が気付いてないパターンが多いということを理解しておきましょう。
フィルターをかけずに見てみる
ここで、嫌いな人をもう一度見直してみます。
嫌いな人であるという意識があると、嫌いなところしか見えないので、フィルターをかけることなく考えてみます。
「いつも私にだけ厳しい」 → 本当に私だけか?他の人にも厳しいのでは?
「いつも怒ってくる」 → 優しく接してくれたことはないか?
「いつも愚痴ばっかりで何もしない」 → 本当に何もしてないか?自分の知らないところで実は動いているのでは?
「協力的じゃない」 → 本当にそうか?実は何かに不満や悩みを抱えているだけでは?
「人の悪口ばっかり言ってる」 → 悪口以外に、意外と良い話もしてはいないか?実は悪口ではなくて、指摘しているだけでは?
このように、相手の言動に対して疑問を持ち、より良いところを見つけようとすることで、その人の魅力が見えてくるかもしれません。
まとめ
結局のところ、『自信を持つ』には、『成功体験を積む』ことが必要です。
その成功体験を積むには、例えば人が嫌がることを率先的にやって、『人に感謝される』経験をする。
そして、もし周りに苦手な人がいれば『良いところを探す』べし。そしてここにもギブの精神を組み込んでみる。
これに尽きます。