【本日のドローン活用】農業、建設、研究・学校

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本日読んだ記事から、全国のドローンの活用事例をご紹介。

岡山県鏡野町】コメの生育状況をデータ化するために、ドローンを活用

反射する光の波長の長さを利用して、生育状況を見るとのことです。

植物には、光合成で吸収する光の波長と反射する波長があり、生育過程で反射する波長の長さが変わるといい、実験ではこの性質を利用。この日は、農業法人「本山精耕園」(鏡野町小座)が管理運営する水田で、近赤外線など4種類の波長を測定できる特殊なカメラを搭載したドローンを約60メートル上空まで飛ばし、11~12メートルの間隔で撮影した。

 撮影で得た稲が反射する波長などのデータを地図上に落とし込むことで、目視での確認が難しい水田の中心部などを含め、地点ごとの生育状況が一目で分かるようになる。このため、肥料の追加や防虫対策をピンポイントで実施できるようになり、生産効率のアップが見込めるという。

www.yomiuri.co.jp

 

建設現場での作業効率工場にドローンを活用

ドローンを自動飛行させて得た工事現場の画像データから、場の3次元データを生成することができるので、目視する必要がなくなるということですね。

市販のドローンの制御ソフトを書き換え、工事現場を自動飛行して写真を撮影。写真はクラウド上で処理され、建設現場の3次元データが自動で作成できる。現在は建設会社の作業員が自ら現場を歩いて写真を撮り、工事の進捗を記録する書類を半日がかりで作成している。ドローンを使えばこうした作業が省ける。

www.nikkei.com

 

研究開発・パイロット養成に空き校舎を活用

同じような活用方法が実現できるという点では、やはり地方が強いですね。

同社は空き校舎を拠点に、利根川上空などで、協力会社と共に開発したソフトや機器を組み込んだ機体の飛行実験を実施。災害時における被災状況の把握や、農作物の管理・育成、建築土木現場での測量・建物点検などに利用できるドローンの技術開発を進める。学校では、操縦士や技術者を養成する。

【茨城新聞】河内にドローン拠点 研究開発、操縦士養成